木曾義仲が埴生八幡宮で戦勝祈願し、倶利伽羅峠の戦いに勝利した後のお礼参りの様子を再現した神事で、江戸時代から行われていると伝えられています。
道祖幣(どうそへい)を手にした氏子の長老を先頭に、烏帽子に格衣姿、道中袴をはいた御幣(ごへい)捧持者、古文書箱を捧げる小学生の男児、甲冑に身を固めた武者姿の若者らが隊列を組み、笛と太鼓の囃子に合わせて拝殿外側の広縁を7回半めぐります。最後は、武者たちが弓矢・刀剣をかざし、鬨の声をあげて本殿に駆け込むという素朴かつ勇壮な伝統行事(小矢部市無形民俗文化財)です。
■日時 令和7年9月14日(日)
■場所 埴生護国八幡宮(富山県小矢部市埴生2992)
■催物 14:00/例祭式、15:00/宮めぐりの神事
【お問い合わせ】
小矢部市観光課 TEL 0766-67-1760
